禅林をゆく
支離鄙俚(しりひり)の言、奉じて鴻宝と為す
2014年10月20日月曜日
跡を残さず
没蹤跡
…
没(もつ)蹤跡(しょうせき)
註:
痕跡がない。痕跡が残るのは、修行がまだ生はんかなため。味噌くさい味噌は上等の味噌ではないように。ほんものの修行は「無念無作、非修非証」(四十二章経)、道そのものと契合するから、シミも匂いも出ない。馬祖語録では「蹤跡を留めず」という。
出典:
句双紙 (新日本古典文学大系 52)
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