禅林をゆく
支離鄙俚(しりひり)の言、奉じて鴻宝と為す
2014年10月20日月曜日
味なし
没滋味
…
没(もつ)滋味(じみ)
註:
味わいがない。理法そのものは、人の口を楽しませるような味をもたない。老子三十五章の「道の口に出づるは、淡くして其れ味なし」に基く。虚堂録八。修行とは味もそっけもないもの、という意味にも用いる。しかし、その味気ないところが味わい深いところなのだという含み。→「不風流処也風流」。
出典:
句双紙 (新日本古典文学大系 52)
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